宵待奇譚 『瓦斯燈』紹介
この小説は、ここに掲載している他の小説とは毛色が異なります。原稿の上りが、1990年になっているので、27歳ころの作品ですが、初校は大学生の頃でした。何かのノートに 殴り書きしたものを、発見し、書き直したものです。作風もここに掲載している、50歳前後になってから書き始めたものとは全く異なります。学生時代はこの小説のようなデカダンでアンニュイな雰囲気のファンタジーぽいものも結構書いていたと思い出しました。
ここに掲載した理由は、結構短いものでありながら、実は自分が今まで書いてきた作品の中で一番気に入っているものであり、実は、この作品集に名付けた、『宵待奇譚』という表題に一番マッチしている作品だと思ったからです。
また、正直このような若い作品は、いろんな意味でもう書けません。
『瓦斯燈』←こちらからご笑覧ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません